前回の記事では、フレイル予防のための食事のポイントをお伝えしました。今回は、食事以外の生活習慣の面から、フレイル予防についてお伝えします。
フレイルは、筋肉や身体機能の衰えだけでなく、人とのつながりや気力の低下も含めた、より広い概念です。今回は「運動」「社会とのつながり」「気力・意欲」という3つの視点から見ていきましょう。
運動習慣を保つ
運動習慣は、フレイル予防の大きな柱のひとつです。以前ご紹介したロコトレ(片脚立ち・スクワット)は、フレイル予防の観点からも有効です。まだ始めていない方は、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
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社会とのつながりを持つ
意外に見落とされがちですが、人との交流が減ることも、フレイルの一因になるといわれています。これは「社会的フレイル」と呼ばれ、身体面・精神面のフレイルとも密接に関わっています。
- 家族や友人と、電話や対面で近況を話す
- 地域の集まりや趣味のサークルに参加する
- 買い物や散歩など、外に出る機会をつくる
大がかりな活動でなくても構いません。「誰かと話す」「外に出る」という小さな機会を、意識して保つことが大切です。
気力・意欲を保つ
心身の元気は、気力や意欲とも深く結びついています。特に、趣味や役割を失ったタイミングで、気力の低下が起こりやすいといわれています。
- 好きなこと、楽しみにできることを持つ
- 「誰かの役に立っている」と感じられる役割を持つ
小さなことで構いません。「今日はこれを楽しみにしよう」と思えることが、心身の元気を保つ支えになります。
家族・パートナーとして気づけること
フレイルは、本人よりも周りの家族の方が先に変化に気づくことも少なくありません。
- 以前より会話が減った、外出が減った
- 「面倒くさい」という言葉が増えた
- 食事の量や品数が減っている
こうした変化に気づいたときは、「年のせい」と片付けず、さりげなく声をかけたり、一緒に散歩や買い物に出かけたりすることが、フレイル予防の後押しになります。
まとめ — シリーズを振り返って
食事・運動・社会とのつながり・気力——フレイル予防は、暮らし全体を見渡すテーマです。ここまでのシリーズを振り返ってみましょう。
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「年のせい」と諦めず、気づいたところから、できることを少しずつ始めていきましょう。

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