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血圧が高いと言われたら運動すべき?現役管理栄養士が教える、40代からの正しい運動

高血圧


健康診断で血圧を指摘されて、「何か運動した方がいいのかな」と思った方も多いのではないでしょうか。
でも、「何をすればいいかわからない」「そもそも時間がない」という方も少なくないはず。
実は私の父も、ある時期から運動量がぐっと減り、体重が増え、血圧もじわじわ上がっていきました。「動かないとまずい」とわかっていても、なかなか動き出せない。そんな状態でした。

じゃあ、どんな運動ならいいの? ーこの記事では、そんな疑問にお答えします。

そもそも、運動と血圧の関係は?


運動中は血圧が一時的に上がります。

ですが、適度な運動を習慣にすると、安静時の血圧は下がっていきます。

なぜかというと、運動によって血管が柔軟になり、血液を送り出す心臓の負担が減るからです。

逆に運動不足が続くと、筋肉量が落ち、血管への負担が増えていきます。

父のケースはまさにこれでした。運動量が減ったことで体重が増加し、血圧にも影響が出ていたんです。

激しい運動は、逆効果になることも!?


「運動しなきゃ」と焦って、ジョギングや筋トレを始める方がいます。

でも、血圧が高い状態で急に激しい運動をすると、血圧がさらに急上昇してしまうことがあります。
特に普段運動習慣のなかった方は要注意です。

「やるなら本格的に」と思いがちですが、その思い込みがむしろ体への負担になることも。
まずは「激しくなくていい」と知ることが、最初の一歩です。

血圧に効く運動は「じんわり系」


血圧の改善に効果的なのは、有酸素運動です。ウォーキングや水中歩行など、じんわりと続けられるものが向いています。
目安は「少し息が上がる程度」「隣の人と会話できるくらいのペース」

これくらいの強度が、血圧には一番いいと言われています。
まとまった時間が取れない日は、「10分×3回」に分けても同じ効果が得られます。

「30分続けなきゃ」と思わなくて大丈夫です。

運動できない日は「動く習慣」で代替する


忙しくて運動の時間が取れない日もありますよね。

そんな日は、日常の中に「動き」を組み込むだけで十分です。
• エレベーターより階段を使う
• 駅ひとつ前で降りて歩く
• 在宅勤務なら、1時間に1回立ち上がる

「運動」と大げさに構えなくていいんです。体を動かす時間を少しずつ増やすことが、血圧改善への近道です。

【早見表】あなたの生活に合わせて選ぼう
*体重60kgの人が30分行った場合の消費カロリー目安です。

運動・動作メッツ消費カロリー目安(30分)
ゆっくり歩く2.5メッツ約75kcal
ウォーキング(普通)3.0メッツ約90kcal
水中歩行3.5メッツ約105kcal
速歩き4.0メッツ約120kcal
階段昇降4.0メッツ約120kcal
ゆったり自転車4.0メッツ約120kcal

※体重が異なる場合の計算式:メッツ × 体重(kg) × 時間(h) × 1.05


自分の体重に合わせて計算してみると、「これくらい動けばいいんだ」という目安がつかめます。

完璧じゃなくても、続けられる動き方を


激しくなくても、毎日でなくていいのです。

大切なのは、自分の体に合った動き方を見つけて、無理なく続けることです。


父も、少しずつ日常に動きを取り戻すことで、徐々に意識が変わっていきました。

完璧じゃなくていい。続けられる動き方を見つけることが、一番の近道です。
まずは今日、いつもより少しだけ動いてみることから始めてみてくださいね!

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