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40代で血圧が上がるのはなぜ?今更聞けない、年齢と血圧の基本知識

高血圧

健診で血圧を指摘されたのは、40代になってから。そんな方は少なくありません。

若い頃は正常だったのに、なぜ年齢とともに血圧が上がりやすくなるのか。
「年だから仕方ない」と片付ける前に、まずその理由を知ってみませんか?
仕組みがわかると、自分の体への見方が少し変わってきます。

血管の老化


血管は年齢とともに少しずつ硬くなります。これを動脈硬化と呼びます。
若い頃の血管はゴムのように柔軟で、血液が流れるたびに伸び縮みして圧力を吸収してくれます。
ところが加齢とともにその柔軟性が失われると、血液が流れるたびの圧力が逃げ場を失い、血管の壁への負担が増えてしまうのです。
これが、年齢とともに血圧が上がりやすくなる一番の理由です。

ホルモンの変化


40代はホルモンバランスが大きく変わる時期でもあります。
女性の場合
• 更年期に向けてエストロゲン(女性ホルモン)が減少し始める
• エストロゲンには血管を柔軟に保ち、血圧を安定させる働きがある
• それが減ることで、血圧が上がりやすくなる

男性の場合
• テストステロンの低下が血管の柔軟性に影響する
• 女性ほど急激ではないが、じわじわと血圧に影響してくる

「40代に入ってから体の調子が変わった気がする」という方は、ホルモンの変化が関係しているかもしれません。

生活習慣の積み重ね

血管の老化やホルモンの変化だけではありません。20〜30代の生活習慣が、40代になってじわじわと影響してくることがあります。
• 濃い味付けの食事が続いていた
• 運動不足が慢性化していた
• ストレスや睡眠不足が積み重なっていた
若い頃は「これくらい大丈夫」と感じていたことが、年齢とともに体に蓄積されていきます。
「若い頃は健診で引っかからなかったのに」という方ほど、この積み重ねが影響していることが多いです。

知っておきたい、血圧の数値の見方


血圧の数値には「上」と「下」があります。
上:収縮期血圧:心臓が血液を送り出すときの圧力
下:拡張期血圧:心臓が休んでいるときの圧力

血圧の基準値
• 正常値:上120mmHg未満・下80mmHg未満
• 高血圧:上140mmHg以上、または下90mmHg以上が続く場合

病院で測る血圧と家で測る血圧は異なることがあります。
緊張や環境の影響を受けやすい病院より、リラックスした状態で測る家庭血圧の方が実態に近いと言われていますが、両方の数値を把握しておくことが安心です。

まとめ

40代で血圧が上がりやすくなる理由は3つ。
• 血管が硬くなる(動脈硬化)
• ホルモンバランスの変化
• 20〜30代の生活習慣の積み重ね

怖がる必要はありません。まず仕組みを知ること、それが第一歩。
そして二歩目は、少しずつできることを積み重ねていくことです。

「年だから仕方ない」で終わりにするのではなく、その先の長い人生のために、今から少しずつ整えていく。
それが、40代からの体との付き合い方だと思っています。

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